共通しているもの
高校時代に関心を持っていた:
- 人間工学
- ギタークラフト
現在制作している:
- 「光と影を楽しむ器」
一見すると異なる分野だが、扱っている問題は同じであり、収束する先が所謂「体験のデザイン」に近いことに気づいた、というメモ。
不変の本体と設計対象
これらはすべて、
本質そのものを作るのではなく
本質を引き出す条件を整える設計
である。
ギターにおける例
エレキギターは:
- 弦の振動
- 木材の共鳴
- それをピックアップが拾う
という物理現象で音が生まれる。
音そのものは「設計」できない。
できるのは:
- 振動を妨げない構造
- 演奏時の抵抗の少なさ
- 身体との適合
- 不要なノイズの除去
つまり、
音の良さを犠牲にせず引き出すための摩擦低減
である。
人間工学との一致
人間工学も同様に:
人の能力を高めるのではなく
本来の能力を阻害する要因を減らす
学問である。
器における一致
「光と影を楽しむ器」も:
光や液体を作るのではなく
それらが自然に現れる条件を整える
という設計になっている。
共通する関心
対象は道具でも素材でもなく、
人と現象の接触面
である。
動機の源
思春期の頃から:
- 人の心に強い関心があった
- 人の心を動かしたいと考えていた
そのため、
心を動かす存在(音楽・演奏)に近づく手段として
ギタークラフトに興味を持った。
工学への関心
生命・生物・構造にも強い興味があった。
- 昆虫の形態
- 植物の配列
- 生体構造
これらはすべて、
機能から形が生まれる例
として捉えていた。
直感的な理解
工学は単なる技術ではなく、
世界をどう成立させるかという哲学の一形態
だと感じていた。
暫定的なまとめ
関心の中心は常に:
何を作るかではなく、
それがどのように触れられ、受け取られるか
にあった。