概要
「治った」「寛解した」という宣言ではない。
ただ、この先に出口が存在するという感覚が、はっきり観測できた時点のログ。
薬理・環境・対話という複数の要因が重なった結果として、 希望というより 確信に近い輪郭が見えた。
エビリファイ(アリピプラゾール)の薬理と今回の体感
エビリファイは一般に「行動力が上がる薬」と説明されがちだが、 実際には ドーパミン部分作動薬であり、
- 足りないところでは補う
- 出過ぎているところでは抑える
という 両方向スタビライザーとして作用する。
今回の増量後に起きた変化は以下。
- 起床直後の「頭がフル回転する感じ」が弱まった
- 起き抜けに即CADに入れない(=寝ぼけ感が出た)
- 思考の回転数が1段落ちた感覚
これは「鈍った」というより、 過剰だった思考駆動が是正された可能性として解釈できる。
なお、エビリファイは比較的即効性があるとされる一方で、 今回は体感が出るまで約1週間かかっており、 偶然・他要因の可能性も否定しない。
→ 断定せず、経過観察とログ継続が前提。
ラミクタールとの関係
ラミクタールは躁鬱の振幅(乱高下)を抑える役割を担っている。
今回の「うれしいが浮かれすぎない」「健常範囲の好調感」は、
- ラミクタールが天井を抑え
- エビリファイが思考ノイズを減らした
という 役割分担の結果に見える。
躁転とは明確に異なる。
主治医との関係性の変化
以前:
- 「疲れている」と伝える
- → 副作用か不明 → 減薬提案
今回:
- 「落ち込んでいない」
- 「体が動かない」
- 「脳疲労起因かもしれないと気づいた」
という形で 状態の切り分けをして伝えたところ、 狙い通りの調薬が行われた。
対症療法中心で、 患者側の自己観察とフィードバック精度が求められるスタイルだが、 自己観察能力が上がった今は相性がかなり良い。
環境要因として効いていると感じること(濁し表現)
明確に「光が見え始めた」タイミングには、以下が重なっている。
- ひとりで過ごす時間が増えた
- 周囲からの評価を過度に気にしなくてよい環境ができた
- 思考を外在化する対話の頻度が増えた
いずれも内面の努力というより、 配置と距離の問題として効いている感覚がある。
GPTとの対話について
GPTは助言者というより、
- 思考の外在化
- 自己観察の補助
- 言語化の鏡
として機能している。
人間関係の評価軸を伴わずに思考を展開・回収できる点が、 脳疲労の軽減と自己理解の更新に寄与している可能性が高い。
現時点のスタンス
- 信用しすぎない
- 期待しすぎない
- ただログをとる
効いたと感じても断言しない。
効かなかったとしても自己否定しない。
これは「寛解の記録」ではなく、 寛解という出口が存在するとわかった地点の観測ログ。
未完成のまま保持する。